2007.04.24 Tue
中学時代の友人と話していたときのこと。
娘さんが習っている英語塾の先生の発音が
とてもきれいだそうで、
娘さんはその先生に憧れ、
「将来は通訳か英語の先生になりたい。」と言っているのだとか。
友人いわく、
「学校の算数ドリルは嫌々やっているのに、英語の宿題は、帰ってきたらすぐにとりかかる」
と。
そして、
「でもさ、Sチャン先生の英語はすごかったね〜・・・」
と、思い出し笑いをする友人に、
私もつられて笑いながら、ある光景を思い出しました。
私も初めて英語を習ったとき、
英語の「発音」をかっこいいなあ、と思い、
あんな風に話せたらいいなあ、と、
わくわくドキドキした気持ちになっていた気がします。
英語と、それをとりまく雰囲気、というんでしょうか。
漠然とだけれど、
「なんか、かっこいい。」
と、あこがれた気持ち。
ところが、中学1年で、英語を担当してくれたS先生(通称Sチャン)は、
それはそれは、独特の・・・
なんというか、訛りのひどい英語の先生だったのです。
かばうわけではないですが、Sチャン先生は、ユーモアもあって、面倒見もよく、生徒から人気の高い先生でした。かくいう私もSチャン先生を慕っていたし、「いい先生だなあ。」と感じていました。
しかし!しかしであ〜る!!
英語の発音は、申し訳ないが聞けたものではなかった…
「でぃす いず あ〜ん あっぽー。ほい!」
「This is an apple.」
「じゃあ、疑問文はなんていうんだ?ほい。いず でぃす あ〜ん あっぽー? だな?」
なぜか、「an」を「a〜n」と伸ばす独特のリズムや、文字どおり、平らでのっぺりした発音で「あっぽー(apple)」と発音していく英語の授業に、子どもながら、「何だかちがう…」とがっかりした気持ちになったことは否めません。
中学1年生。まだまだ素直な気持ちで、わくわくどきどきした初めての英語の授業で感じてしまった「がっかり」の気持ち。
実はこれ、ずいぶん尾をひきました。
時々、先生がカセットで英語の音声を聞かせてくれると(カセット。…時代を感じますね…)その流暢な英語の発音がたまらなく嬉しくて、耳をすませ、まねしたのを覚えています。
大人になり、英語を使ってコミュニケーションするのに大事なことは、正しい発音だけでなく、伝えようとする気持ちだったり背景を知ることであったりと、新しく知ったこともあります。
それでもやっぱり、「外国語」を使いたいと思うきっかけ、学ぼう・身につけようとするモチベーションには、「あこがれ」ってだいじだなあ、と思うのです。
そんなとき、例えば「英語」を教えてくれる先生が、「かっこよくすらすらと英語を話せたり」「英語を使うシチュエーションや雰囲気をだいじにしてくれたり」、そんなことができたら、やっぱり子どもとしては嬉しいよなあ、って思います。
そしてこれは、私の考えですが、
ネイティブではない先生が英語を使ってくれることに
かなり重要な意味があるのだと思います。
「私もこんな風になれるかも。」という気持ち。
そんな先生からの、「上手だね。」の一言。
通訳か英語の先生になりたい、というNちゃん(友人の娘)は、
「先生が、『Nちゃんって発音が上手ね。』って誉めてくれたから」
すっごくやる気になったそうです。
Nちゃんは言いました。
「先生も、中学2年生まで英語できなかったんだって。でも、中3のときの先生が、『高橋さんは、発音がきれいね。』って言ってくれて、自信もったんだって。」
と。
文法も知識も大事だけれど、子どもが英語を好きになるのは、
そんな“憧れや自信の後押し”からだったりするんだなあ。
そう感じたある日のできごとでした。
娘さんが習っている英語塾の先生の発音が
とてもきれいだそうで、
娘さんはその先生に憧れ、
「将来は通訳か英語の先生になりたい。」と言っているのだとか。
友人いわく、
「学校の算数ドリルは嫌々やっているのに、英語の宿題は、帰ってきたらすぐにとりかかる」
と。
そして、
「でもさ、Sチャン先生の英語はすごかったね〜・・・」
と、思い出し笑いをする友人に、
私もつられて笑いながら、ある光景を思い出しました。
私も初めて英語を習ったとき、
英語の「発音」をかっこいいなあ、と思い、
あんな風に話せたらいいなあ、と、
わくわくドキドキした気持ちになっていた気がします。
英語と、それをとりまく雰囲気、というんでしょうか。
漠然とだけれど、
「なんか、かっこいい。」
と、あこがれた気持ち。
ところが、中学1年で、英語を担当してくれたS先生(通称Sチャン)は、
それはそれは、独特の・・・
なんというか、訛りのひどい英語の先生だったのです。
かばうわけではないですが、Sチャン先生は、ユーモアもあって、面倒見もよく、生徒から人気の高い先生でした。かくいう私もSチャン先生を慕っていたし、「いい先生だなあ。」と感じていました。
しかし!しかしであ〜る!!
英語の発音は、申し訳ないが聞けたものではなかった…
「でぃす いず あ〜ん あっぽー。ほい!」
「This is an apple.」
「じゃあ、疑問文はなんていうんだ?ほい。いず でぃす あ〜ん あっぽー? だな?」
なぜか、「an」を「a〜n」と伸ばす独特のリズムや、文字どおり、平らでのっぺりした発音で「あっぽー(apple)」と発音していく英語の授業に、子どもながら、「何だかちがう…」とがっかりした気持ちになったことは否めません。
中学1年生。まだまだ素直な気持ちで、わくわくどきどきした初めての英語の授業で感じてしまった「がっかり」の気持ち。
実はこれ、ずいぶん尾をひきました。
時々、先生がカセットで英語の音声を聞かせてくれると(カセット。…時代を感じますね…)その流暢な英語の発音がたまらなく嬉しくて、耳をすませ、まねしたのを覚えています。
大人になり、英語を使ってコミュニケーションするのに大事なことは、正しい発音だけでなく、伝えようとする気持ちだったり背景を知ることであったりと、新しく知ったこともあります。
それでもやっぱり、「外国語」を使いたいと思うきっかけ、学ぼう・身につけようとするモチベーションには、「あこがれ」ってだいじだなあ、と思うのです。
そんなとき、例えば「英語」を教えてくれる先生が、「かっこよくすらすらと英語を話せたり」「英語を使うシチュエーションや雰囲気をだいじにしてくれたり」、そんなことができたら、やっぱり子どもとしては嬉しいよなあ、って思います。
そしてこれは、私の考えですが、
ネイティブではない先生が英語を使ってくれることに
かなり重要な意味があるのだと思います。
「私もこんな風になれるかも。」という気持ち。
そんな先生からの、「上手だね。」の一言。
通訳か英語の先生になりたい、というNちゃん(友人の娘)は、
「先生が、『Nちゃんって発音が上手ね。』って誉めてくれたから」
すっごくやる気になったそうです。
Nちゃんは言いました。
「先生も、中学2年生まで英語できなかったんだって。でも、中3のときの先生が、『高橋さんは、発音がきれいね。』って言ってくれて、自信もったんだって。」
と。
文法も知識も大事だけれど、子どもが英語を好きになるのは、
そんな“憧れや自信の後押し”からだったりするんだなあ。
そう感じたある日のできごとでした。
+comments+
私も同感です。私が初めてそんな憧れを抱いたのは、ホテルウェイターのアルバイトをしていた時でした。あるワーキングホリデー帰りの社員が、英語しか話せなく、食事の仕方で戸惑っている(バイキング形式でした)外国人観光客をみて、すっと近づきすらすらっと案内したのを見た時に「うわーっ!かっこいい」と思いました。
同じ英語でも残念ながらネイティブが話す英語は話せて当然と思ってしまうからでしょうか、そんな感動はありません。
私も少しばかり外国語を学んだ後、今度は同じように困っていた外国人のお手伝いを初めてしたときの「役に立ったー」という充実感みたいなものは今でも新鮮に覚えています。
同じ英語でも残念ながらネイティブが話す英語は話せて当然と思ってしまうからでしょうか、そんな感動はありません。
私も少しばかり外国語を学んだ後、今度は同じように困っていた外国人のお手伝いを初めてしたときの「役に立ったー」という充実感みたいなものは今でも新鮮に覚えています。
【2007/04/26 17:25】URL | ここいち #-[ 編集]
>同じ英語でも残念ながらネイティブが話す英語は話せて当然と
思ってしまうからでしょうか、そんな感動はありません。
>>たしかに、そういう感覚ってあるかもしれませんね。
大人でも子どもでも、「こうなりたいな」という憧れは、
大きな動機になりますよね。
>私も少しばかり外国語を学んだ後、今度は同じように困って
いた外国人のお手伝いを初めてしたときの「役に立ったー」
という充実感みたいなものは今でも新鮮に覚えています。
>>そういう充実感も、さらにがんばろうと思える大事な経験
ですね!
ここいちさんに手伝ってもらった外国人の方も、『お!スマー
トな人だ!』と思われたかもしれませんよ。
思ってしまうからでしょうか、そんな感動はありません。
>>たしかに、そういう感覚ってあるかもしれませんね。
大人でも子どもでも、「こうなりたいな」という憧れは、
大きな動機になりますよね。
>私も少しばかり外国語を学んだ後、今度は同じように困って
いた外国人のお手伝いを初めてしたときの「役に立ったー」
という充実感みたいなものは今でも新鮮に覚えています。
>>そういう充実感も、さらにがんばろうと思える大事な経験
ですね!
ここいちさんに手伝ってもらった外国人の方も、『お!スマー
トな人だ!』と思われたかもしれませんよ。
【2007/04/27 14:51】URL | kerori #-[ 編集]
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