2008.03.09 Sun

3月になり、心なしか風が暖かくなってきました。
春が来たんだな、と感じます。
春らしさを感じるところはいろいろあります。
私は特に、風や空気、そして街や電車で見かける色、
そして何より、人の雰囲気から春を感じることが多いです。
春は冬と比べて街や人に彩りが増え、やわらかな雰囲気が増します。
人の雰囲気も、どこかウキウキするような、軽やかになっていくような。
そんな気がしています。
今日は、そんな春を感じる場所、「松田の桜祭り」に行ってきました。
イメージしていた桜より、少しピンクの濃い桜。
黄色が鮮やかな菜の花。
そのコントラストに、思わず
『うわ〜!!きれい』
と声をあげてしまいました。
気づくと、周りのお父さん・お母さん、そして子どもたちも、
口々に感嘆の声をあげています。
その会話に耳をすませると、とてもおもしろい発見がありました。
ある子は
『うわ〜。いろんなにおいがまざってる〜。お花のにおいだねー。桜のにおいかな〜』
花に鼻を近づけてみたり、空気を大きく吸い込んでみたり、
ある子は
『お母さん!!ここから見ると、ピンクと黄色が重なってつながって見えるよー。写真撮ろうよ!』
いろいろな角度から花や木を見たり、手にとってじっと観察したり。
またある子は、桜よりもそこから一望できる街の風景に興味しんしん。
しかも、橋と道路と河が織り成す一枚の絵のような風景がとても気に入ったようで、
『あの道からこう来ると・・・河ときれいに十字型になるんだよな〜。』
なんて言いながら手を動かして、まるで図面をひく設計者のようでした。
ある女の子は、俳句を詠むかのように節をつけながら
『さくらいろ きいろもあるね きれいなじゅうたん はちもちょうちょも てんごくてんごく♪』
ケンケンしながら、階段を元気に降りていきました。
その子はその後も、公園の中にある遊具を見つけては
『これはくるくるしてるから、“まるまるのぼり棒”って名前にしよう。』
そういってネーミングしたり、あれこれコメントしたり。
私たちは、面白い言葉表現をする子だな〜、と、ほほえましく見ていました。
子どもたちは、同じ場所にいて、同じものを見て、聞いて、感じているように思いますが、
それぞれ興味の対象、感じ方、そして感じたこと・気づいたことの表現は、
本当に十人十色です。
よく観察してみると、それぞれ「どんな感覚がよく発達しているか」「どんなことに強みがあるのか」
「何が関心の中心にあるのか」が、とてもよくわかります。
私たち大人にも、もちろんその「感覚の強み」があるわけで、それは人それぞれ違うわけですが、
子どもたちが無意識に発しているその「強み」を、私たちが上手にキャッチして、
その子どもたちが自信をもって強みを伸ばしていかれるようにサポートしていけたらいいな、
と思います。
「色」「風景」「形」など、目に入る情報をパッとつかめる子には、
そうした視覚的な情報処理に強みがありそうです。
積み木やパズルなど、図形やチャートといったものが得意になるかもしれませんね。
「言葉」で表現することをおもしろがったり楽しんだりする子には
多くの「言葉あそび」の機会が、能力を刺激してあげられそうです。
本を読んだり、お話をつくったりしながら、情緒も表現力も豊かに育つかもしれません。
子どもたちとの何気ない日常に、
たくさんのキラキラした宝物が見えるなんて
本当に楽しいことですね♪
春らしい1日を、十分満喫できました。

(よかったらお願いします)
+comments+
トラックバックURL
http://educator02.blog88.fc2.com/tb.php/40-c886d2b5
http://educator02.blog88.fc2.com/tb.php/40-c886d2b5
| ホーム |


